当社は仙台藩家中であった和賀幸八が幕末に故有って秋田藩(横手城)に仕え、その長男和賀市蔵が明治3年に設置された岩崎藩(明治4年廃藩置県により岩崎県となり同年11月秋田県に合併)の藩主となった佐竹義理に随従し営繕掛を勤めたのが始まりとされ、明治10年には創業者市蔵が現在の秋田市で設立された橋梁社の岩崎支社として皆瀬川に木橋を架橋、和賀組として創業しております。
その後時代の要請により土木・建築請負業へと進み、明治から大正・昭和の初めまでは木造校舎や橋梁建設、さらには木造船の建造を行っておりました。大正12年の関東大震災では復旧工事に東京まで進出していたとの記録もあります。
また創業者の孫にあたる和賀眞一は、昭和8年に設立された「秋田県土木建築請負業協会」の初代理事長として協会の設立に尽力しております。
現在は土木・建築・舗装・鉄道工事・地盤事業・戸建住宅の6つの柱を軸に事業展開をしております。またドイツstoクリテック社が開発したコンクリート補修技術を導入し積極的に県外への橋梁補修にも参入しております。
2027年に当社は創業百五十周年を迎えます。守るべきものは守り、変えるべきものは時代の変化とともに変革を積み重ねていく。このことこそが企業存続と繁栄の礎であると心得え、不易流行、打つ手は無限、明朗愛和喜働を実践し、未来を見据えた事業活動に全社で取り組んで参ります。
※ このメッセージは和賀組で働いている方へのものです。 |
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